−ミアゲタソラヘ−

 

  • 2016年 10月
  • 5/R Hall & Gallery
  • 第5回 個展

 

● 名古屋での個展

名古屋での展示、それも初の企画展という事もありウキウキでした。

展示は「ワスレラレナイ」同様に二つの世界観で分けました。

 

 

油絵は、以前の「AFTERGLOW」の時よりも限り無くモノトーンに近い二色に近づきました。

その方が観る人は描かれている内容により目がいくのではないかと思い

このようなシンプルな色味になりました。

その他の細かい変化でいうと、前まで描かれていた石や岩でさえ簡略化され

点と線の要素に分解していきました。

描かれている図像も点と線の要素は強く前に出てくるようになりました。

記憶の形の究極的な要素はやはり点、線、面だと思っているので

より概念を取っ払って現れた曖昧な形を表現するためにそれを突き詰めていきました。

 

 

展示にはとても満足のいくものが出来たのですが

集客に関しては課題が残るものになりました。

これまであまり自ら進んで宣伝活動、セルフマネージメントをかなり蔑ろにしてきたつけが回ってきた気がします。

そりゃ埼玉の無名作家がろくに宣伝活動せず名古屋で展示して

わんさかお客さんが来るなんて夢物語は当然ありえないのです。

この時に作家として宣伝活動や作品を売るということについて

真剣に考えるきっかけになりました。

そして作家としての表現力をより上げていかねばと

改めて気合が入りました。

 

Exhibition 2016

Exhibition 2016

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