−TALK−

  • 2015年 5月
  • 青樺画廊
  • 第2回 個展

 

学校卒業後初めての画廊での個展でした。

この時すでに卒業制作でパリ賞を頂き、6月からフランス滞在が決まっていたのですが

どうしても出発前に画廊での展示経験をしておきたいと思い

時間もお金もカツカツの5月でしたが青樺画廊さんの方で展示させて頂きました。

 

 

学校のアトリエ以外で制作し、搬入、展示、搬出と初めてづくしでした。

その中でも一番大変だったのが展示でした。

あまりにも経験が少なかった自分はりあえず中央揃えで展示しようと思いましたが

手伝って頂いた画廊のオーナーさんに怒られてしまいました。

その時、画廊のオーナーさんに部屋の中で展示をする時に大切な空間表現の仕方を教えてもらいました。

ただただ作品を中央揃えに展示するのではなく

画廊の壁を白いキャンバスと考えどう配置するかによって

自分の本当に表現したい世界やリズムがこの空間に広がるという事を教えて頂きました。

そしてそれ以降、自分の世界観を伝えるために理想の展示表現について考え始めました。

 

 

作品は自分の内面と社会風刺を表現したものが多いです。

興味があるようでいて、それぞれが無関心な現代人の情報社会を描いた作品「無関心」

本音しか話せず周りとの距離感がわからなかった自分の心の叫びを形にした作品「TALK」

この頃の作品は自分の記憶の形というよりかは、自分の声の形がコンセプトでした。

大変忙しい中での展示でしたが、ここで学んだことは今でも大切にしています。

本当にフランスに行く前に展示をしてよかったなと思っています。

 

 

 


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