1 松尾龍・フランス滞在  2 作品・創作テーマ・なぜ創作するのか  3 ジャンル・画材・技法

4 尊敬しているアーティス  5 好きな音楽  6 好きな映画

7 好きなアニメーション  8 好きな漫画  9 略歴・主な展示


 

 

–尊敬しているアーティスト−

 

 

Bill Bruford

 

70年代、YES、KING CRIMSON、GENESIS(ライブのみ参加)、U.K.、に参加した

Progressive Rock Bandを中心に活躍したDrummerです。

彼のドラムは躍動感とは違い、どちらかといえば冷たくフラットな演奏です。

正確なリズムにここぞとばかりに入れ込むスネアの音が大好きです。

 

同年代に活躍した天才ドラマーPhil Collinsとは対照的で

相当偏屈な努力家でこだわりの強い秀才ドラマーです。

ドラムの音へのこだわりも勿論ですが

彼のドラム美学は音と音との間に広がるリズムにありました。

そこに求めている美があるという事です。

 

しかし彼のソロ活動は商業的な成功を収めたとはいえませんでした。

活動はロックからジャズへと向かい

新しい音楽へと前進していきましたが

彼の音楽はロックを聴く人にとってジャズすぎて

ジャズを聴く人にとってロックすぎたのです。

そう、彼の音楽を受け止める受け皿がまだなく

残念な事にオーディエンスはカテゴライズされ、評論家にいいと言われた物しか安心して聴くことが出来なかったのです。

 

それでも自分はBrufordの音楽が好きです。

今でもSecond Albumに入っているOne Of A Kind−Part One冒頭のスネアの音に

彼の研ぎ澄まされた感覚と真面目に音楽に向き合った人生を感じる事が出来ます。

 

ただ彼はもうステージから身を引いてしまったので

それらの音を聞く事が出来ないのが残念です。

 

 

Salvador Dalí 

 

自分が初めて心を奪われた作家でした。

蕩けるような隠微な形体、美しいこだわり抜かれた色彩

全ての要素が危険なまでに刺激的で

初めて作品を見た中学生の時鳥肌がたったのを今でも覚えています。

 

そして学生時代苦しめられました。

自分が表現したいことをすでに全てやりきっていたようにも感じたからです。

尊敬と嫉妬、いろんな感情を踏まえ気付く事が出来ました。

 

彼はダリになり

ダリであり

彼は松尾龍ではないと。

 

鏡を見たときにジャック・ラカンが耳元で

「ここに映っているのがお前だ」と囁いているのが聞こえました。

 

そして自分は松尾龍になりました。

 

 

 

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