「共鳴」
2017年埼玉県立近代美術館での展示を想定した連作になります。
この時のコンセプトは夕陽を眺めている時に
ぼんやりと浮かび上がる記憶の曖昧な形だったので
会場の中央に120号の地平線に沈む夕陽をかけて
床にはその絵に続く様に大地を模した作品を
幾つか並べて展示会場にその夕陽の世界が
広がっているイメージで制作をしました。
ここまでコンセプチュアルな連作の制作は初めてで
結果的に展示会場を包み込む良い作品になったと思います。
大変だったのが普段特殊な展示をしてこなかったので
地面から少しだけ浮き上がった様なにするのに
とても苦労しました。
共鳴というタイトルにしたのは
作品同士の共鳴性がこの展示空間のもっとも
重要な意味を持っているからでした。
今後もこの展示空間の共鳴性は
自分の制作活動に大きなテーマにも
繋がっていくことになりました。
作品説明
※説明を見たくない方は戻るを押して下さい。
「共鳴」
1940mm×970mm canvas oil painting
頭の中に広がる広大な地平線
日々の記憶の片鱗は
ここから浮かび上がる
「共鳴」
1400mm×300mm board oil painting
地平線は展示会場に広がり
曖昧な記憶の世界が包み込む
「共鳴」
1400mm×300mm board oil painting
地平線は展示会場に広がり
曖昧な記憶の世界が包み込む
「共鳴」
canvas oil painting
さあ夕陽の世界にようこそ!