どうも、画家の松尾龍です!
改めて名古屋の5/R Hall&Galleryさんで開催していた干支色紙展について
振り返りたいと思います。
前回と同じく色紙に今年の干支をテーマに
それぞれ画家さんたちが表現する企画になります。
自分は墨で兎を描きました。
去年の寅より背景を描写し奥行き感を表現しました。
それはさておき重要なことがあります。
じつは長年お世話になった株式会社美音が
5/R Hall&Galleryの運営を退く形となりました。
つまり今回の企画展が美音さんが運営する
最後の企画でもあり、自身が参加する最後の展示でもありました。
本当は会期中に伺おうと思っていたのですが
職場がその時あまりにも忙しく願いがかないませんでした。
今まで展示を企画し誘てくれた美音の大竹広治さん落合晶代さん
それから展示に関わった沢山のスタッフ達に本当に本当に感謝をしています。
まだまだ無名若手作家の自分の個展を企画してくださったり
僕のテーマや展示コンセプトに全力で協力していただきました。
ここでの経験が自分にとって大切な試金石でもあり
自信の作品、又はテーマと向き合う重要な時間でもありました。
中でも印象的な展示は2021年に開催した個展「いのり」でした。
初めての鑑賞者参加型の展示で不安が多かったのですが
スタッフの皆様の理解、協力のおかげで成り立ちました。
そしてテーマである「いのり」をイメージした
コラボコンサートがヴァイオリンは勿論、大竹広治さん
ピアノは杉浦雅子さんによる演奏で行われました。
思い返すと大竹さんとの出会いは2015年のパリに在住中の時でした。
自分が住んでいたCite Internationale Des Artsのコンサートホールで開催された
大竹さんの演奏会に足を運んだことが最初の出会いでした。
そして、帰国直前に開催した個展「AFTERGLOW」に
落合さん見に来てくれて5/Rさんで展示を提案してくれました。
自分にとって遠く離れた名古屋という地が第二の故郷と感じるほど
約7年間、定期的に企画展、個展を開催させていただきました。
名古屋の美術館、千種や栄周辺のおいしいお店や喫茶店にも大変お世話になりました。
ギャラリースタッフの皆様、見に来て下さったお客様と関われて本当に幸せでした。
勿論、5/R Hall&Gallery自体がなくなるわけではありませんし
もしかしたら運営の体制が変わった後に展示する機会が来るかもしれませんが
株式会社美音が企画するのは干支色紙展が最後になります。
名古屋で得た出会いや経験を無駄にせず
これからも一歩一歩しっかりと歩んでいきたいと思います!
大竹さん落合さんスタッフの皆様本当にお疲れさまでした!
それではあなたの中にいつもアートを!
バイバイ〜!